セラミック塗料

ゾルゲル法によって硬質な塗膜成型が出来る、セラミックコーティング塗料です。

完全に有機フッ素化合物をしていないPFASフリーとなっているため、PFAS規制の対策として非常に有効な塗料となります。

セラミック塗料の特徴として塗膜が硬く、耐摩耗性・耐久性に優れており、高温にさらされても有毒ガスが出る心配もなく、安全にご利用が可能となります。

また離形性に特化したタイプのセラミック塗料の取り扱いも始め、炊飯器内面といった非常に高度な離形性が求められる箇所への展開も可能です。

塗料準備に必要となる機器の提案、販売はもちろんのこと、日本国内におけるセラミック塗装に信頼のおける塗装業者様のご紹介も弊社であれば可能となります。

新しいセラミック塗料の概要

弊社が新たに取り扱いを開始したセラミック塗料は、従来の製品では対応が難しかった200度以上の高温環境下でも、非粘着性や離形性を維持できる革新的な塗料です。

新しいセラミック塗料の特徴

従来のセラミック塗料は、200℃を超えると非粘着性や離形性が低下しやすく、使用できる範囲に制限がありました。

従来のセラミックコーティング

しかし、弊社が新たに取り扱いを開始したセラミック塗料は、この高温環境下での非粘着性の低下という課題を克服。

独自の新技術により離形成分が減少しにくくなりました。

新しいセラミックコーティング

さらに、高硬度や優れた耐摩耗性、多彩なカラーバリエーションといった従来のセラミック塗料の優れた特性もそのまま備えた、画期的な製品です。

スクロールできます
主な特性従来のセラミックコーティング新しいセラミックコーティング
非粘着性フッ素樹脂と同程度の非粘着性・離形性あり
使用温度が200℃を超えると
離形性が落ちる
フッ素樹脂と同程度の非粘着性・離形性あり
200℃以上の使用温度下でも
離形性能が落ちにくい
離形耐熱性約200℃約400℃
硬度9H9H
PFAS有無

離形性継続試験の結果

実験概要

セラミック塗装されたフライパンをオーブンに設置し、400℃×1時間加熱。
その後、常温に戻した後フライパンを火にかけ、油無しにて卵焼きを作り、金属ヘラにて卵焼きの身離れを確認する離形性の検証を行った所、

10サイクルでも離形性が保持されている事を確認出来ました。

耐熱・離形性評価試験
(400℃加熱後の離形性継続試験)